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<こどもと一緒に考える>小学生の最強のお小遣い制度とは?

小学生のお子さんを持つお母さんたち、お小遣いは何歳から、いくらぐらい渡していますか?

毎月同じ額を渡す定額制や、欲しいものがあるときやお出かけの時に渡すその都度制など、

ネットで紹介されている方法もたくさんあって、どの方法が一番合うのか、悩みますよね。

私もそうでした。さらに、まに家の長男は低学年の時に、お友達とお金を貸し借りするトラブルを起こし、 

学校でもたくさん指導してもらいました。

そんな経験から、小学生の低学年からお金教育を続け、(自称)最強のお小遣い制度で子供たちと日々勉強中です。

今日は、まに家の最強お小遣い制度をご紹介します!

目次

いつからお小遣いを渡しはじめた?

まに家では、しっかりとしたお小遣い制度を始めたのが、長男5年生、次男3年生からでした。

きっかけは、お友達どうしで遊びに行くことがふえ、お菓子やジュースを買うためにお金を持っていきたいと

希望があったから。 

それまでは、機会も多くなかったため、お菓子やジュース代として数百円をその都度渡していました。

しかし、学校でもお金の数え方などは勉強していますが、

「お金の価値」や「ものの価値」についてはイメージできない様子で、

お祭りや旅行に行くと、欲しいものに対していくらでもお金が出てくると思っていたようです。笑

このままでは将来に不安を感じ、お金について勉強していきながら、子供たちと一緒にお小遣い制度をつくっていきました。

まに家のお小遣い制度

お小遣いではなく「お給料」

まに家では、お小遣いではなく、「お給料」としています。

基本給+アルバイト(お手伝い)で構成され、毎月月末締め、翌月の5日支給です。

基本給は、小学3年生は500円/月、4年生は750円/月、小学5年生以上は1000円/月です。

基本給は、まに家で採用している通信教育・チャレンジタッチの当月分のプログラムをすべて完了することで発生します。

期限内にチャレンジタッチを終わらせられなかった場合には、基本給はありません。

アルバイトは、子供たちが自分でやり遂げられるお手伝いを中心に、10円~100円/回で

それぞれのお手伝いによって金額を細かく設定しています。

大掃除の時期などは臨時ボーナスを設定したりして、楽しみながらお手伝いをしてもらっています。

それぞれに毎月アルバイトチェック表を準備し、お仕事が完了したらチェックし、月末に計算をしています。

アルバイトの一例

  • おふろ掃除      30円/回
  • リビングのそうじき  20円/回
  • 2階そうじき     20円/回
  • リビングぞうきんがけ 30円/回
  • 2階ぞうきんがけ   30円/回
  • ゴミ捨て       10円/回   
  • 外掃除、草むしり、庭木のカット手伝い  50円~100円/回  など  

まに家の銀行制度

まに家では、もらったお給料をまに銀行に預けておくこともできます。(実際は母保管の貯金箱で運用しています。)

預ける金額は自由で、月1回までは無料でおろすことができ、2回目からは100円/回の手数料がかかります。

預けた日から1年以上おろさずに貯めておくと、1年ごとに10%の利息がつきます!!

母としては計算も大変ですが、子供たちにとっては利息が貯金するモチベーションになっているようです。

実際の銀行口座、ジュニアNISA口座も長男次男ともに持っていますが、お年玉や親戚からのお祝いなど、

大きなお金の預け入れに利用していて、普段はここを触ることはありません。

銀行制度を始めるにあたって、子供たちも税金や実際の銀行制度、投資などについてもすこしずつ勉強をはじめています。

ペナルティ

まに家では、お給料に対しペナルティも設定しています。

もちろん子供たちと何度も話し合い、絶対外せないルール作りをしてから金額設定しました。

ペナルティリスト

  • 連絡なしの遅刻(1分でもアウト、事前に連絡すればOK)       ー300円/回
  • 学用品(学校で使う物全般)のあり得ない破壊            ー200円/回
  • 水の出しっぱなし、電気つけっぱなし、ティッシュなど資源の無駄遣い  ー10円/回  
  • 洗濯物出し忘れ・裏返しのまま                    ー10円/回

小学生男子ならあるあるだと思うのですが、文房具はもちろん、傘や水筒、上靴など、あらゆる物を破壊して帰ってきます。今まで定規も傘も何本買い換えたことか。。。

普通に使っていて壊れたのであればセーフですが、例えば傘で殴り合いの兄弟げんかをして折れた、などの場合はペナルティです。

アルバイト同様チェックリストに記入し、月末に合計しています。

子供たちとの約束

お友達と遊びに行くときにもっていける金額は、基本給の額までです。(例・4年生なら750円まで)

給料の使い道は基本的に本人の自由にさせていますが、お友達同士でのお金の貸し借り・おごりなどは絶対に禁止としています。                    

これは過去に長男がお金の貸し借りトラブルを経験したため、かなり厳しく指導しています。

長男は自主的におこづかい帳もつけています。

アルバイトは事前申告が必要(始める前に伝えること)です。勝手にやったと言われてもノーカウントです!

兄弟でやりたいことがかぶってけんかに発展するので、回数が少ない方にゆずるか、じゃんけんで決めてもらっています。

実際にお給料制度をはじめてどうだったか?

子供たちと一緒に制づくりをしたことで、納得してアルバイトや貯金、物を大切にするなどの行動につながり、

このぐらいの労働(勉強やアルバイト)でこのぐらいのお金がもらえると理解できたようです。

さらに、ものの価値についてもすこしづつイメージができているようで、「お菓子買いたいけど高いから、アルバイト3つしてから考えよう」などと、少しずつですが計画をたてて使えるようになってきたと感じます。

母として気づいた事はほかにもあり、兄弟でお金の使い方やアルバイトの仕方にもおおきな違いがありました。

長男はチャレンジもギリギリにまとめてやるタイプで、月末に間に合わず、基本給がもらえなかったことも。

でも普段はお給料をお菓子などに使うことはほぼなく貯金が増えることや友達へのお土産などに使うことが楽しいようで、す。

いっぽう次男は、チャレンジは毎日こつこつやるタイプで、期限よりかなり早めに余裕を持って終わらせています。

そしてもらったお給料でお友達と一緒にお菓子を買いに行くのが楽しいようで、お菓子のためにアルバイトをがんばり、毎月ほぼ使い切っています。

同じ環境で同じように育っていると思っていても、こんなにも違いが浮き彫りになり、わたしもとても勉強になりました。

お金について、学校ではほぼ教えてもらえない事ですが、この先生きていくためには避けては通れません。

時間はかかりましたが、お給料制度を使ってみて、親子ともに成長できたと実感しています!!

子供と一緒にお金制度を学ぶためのオススメ本 

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